児童養護施設 くるみ学園
施設長ご挨拶
くるみ学園は明治33年3月に開設し、戦後児童福祉法が成立するとともに昭和23年1月1日に児童養護施設の認可を受けた、100年を越える歴史を持つ施設です。
くるみ学園は現在、何らかの事情で家庭を離れ施設で生活を余儀なくされている子どもたちを養育している本体施設のくるみ学園と、地域の中で一般住宅を借り受け、より家庭的な雰囲気で養育を実施している地域小規模児童養護施設「いちい」の2つの養育機関と、付帯事業となる子育て全般についての相談機関としての児童家庭支援センター「くるみ」、子育て支援事業としてショートステイ、トワイライトステイ事業を実施しています。
これらの事業を展開しながら、子どもたちの健全な育ちと、家庭で子育てに悩む親御さんたちの養育相談業務等を通じ在宅支援を実施して参りたいと思っております。
くるみ学園長
くるみ学園について
施設の目的
函館厚生院くるみ学園は、児童福祉法41条による児童養護施設です。
1歳の幼児から18歳までの児童を対象に日々の生活の中で、情緒の安定と基本的生活習慣の確立を図り、心身ともに健全な社会人となるよう養育することを目的としています。
対象となるケースが生じましたら児童相談所にご相談下さい。
理念
「With Child」「いつでも安らぎを」
家庭に恵まれない子どもを、家庭に変わって良い成人にする為に良い生活支援をするところであり、究極は社会的自立と良い家庭復帰を企画し、協調的で自立性に富み、情操の豊かな児童(思いやりのある子、努力する子、優しく強い子)に育成することを目的とする。その為には「常に子どもと共に」あろうとする志と「いつでも安らげる」存在であろうとする事を理念とする。
子供達の一日
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09:00~14:00 |
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くるみ学園の1年
4月 | 入学祝い |
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5月 | G・W、お花見 |
7月 | キャンプ、町民運動会参加 |
8月 | キャンプ、親元等に一時帰省、盆踊り、海水浴 |
10月 | レクリエーション大会、地区バドミントン大会参加 |
12月 | クリスマス会、年越会、餅つき、親元等に一時帰省 |
1月 | 初詣 |
2月 | スキー遠足 |
3月 | 卒業生激励会 |
■このほかにも毎月の誕生者を祝う誕生会など開催しています。
地域小規模児童養護施設 いちい
運営方針
本園のケア形態の小規模化の拡充の方針の具体的取り組みとして、一般の家屋を使用し、小規模な単位(定員6名)でより家庭的な環境の中で生活し、
本園の支援方針をもとに、より密着した人間関係の中で、子ども一人ひとりの自立への成長、発達を援助することを目的とし、地域に根ざした運営をしていく。
対象となるケースが生じましたら児童相談所にご相談下さい。
いちいの由来
イチイ科の常緑喬木で木のなかでも最も長寿の木。西欧では復活、死と再生、永遠のシンボルとされている。それだけ生命力が強く、堅くて美しく大きく育つことから一番の位の一位という意味もある。函館市の木にも指定されている。 そういう意味と子どもたち一人ひとりがみんな一番であり、一番大切であるという意味の一位という語呂にもひっかけ、健康と心の美しい健全な人間に育つよう願って「いちい」とした。
運営体制
- [定員]
- 6名
- [職員体制]
- 常勤職員(児童指導員)
4名(住み込み1名/通勤3名)
支援方針
子どもたちがごく当たり前に安心して暮らす家としての機能の充実さを図る。
※気持ちよく起きて、おいしく食べて、楽しく過ごし、満足して寝る。
(具体的な支援内容)
・家庭的で安心して生活できる落ち着いた生活空間を保つ。
・家としての考え方から生活環境を整える。
・日常生活の営みが質の高い体験になるようにする。
・子どもと大人が共に生活するものとしての視点を保つ関係を持ち続ける。
・近隣との付き合い、行事参加を大切にし、良い関係作りに心がける。
施設概要・設備・沿革
名称 | 函館厚生院くるみ学園 |
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所在地 | 北海道函館市亀田中野町38番地11 |
施設の種別 | 児童福祉法による児童養護施設 |
入所定員 | 短期入所含め46名(地域小規模養護施設いちい 6名) |
創立・認可年月日 | 創立:明治33年3月6日 認可:昭和23年1月1日 |
経営主体 | 社会福祉法人函館厚生院 |
職員構成 |
・施設長(1名) ・相談役(1名) ・個別対応職員(1名) ・家庭支援専門相談員(2名) ・児童指導員(6名) ・心理担当職員(1名) ・栄養士(1名) ・保育士(12名) ・事務員(2名) ・保育士補助員(3名) ・看護師(1名) ・嘱託医(1名) |
協力医療機関 | 社会福祉法人 函館厚生院 函館五稜郭病院 社会福祉法人 函館厚生院 函館中央病院 社会福祉法人 函館厚生院 ななえ新病院 |