お知らせ・最近のくるみ学園

夏はファイターズ観戦でエンジョイの巻!!! 3戦まとめてどうぞ!!!

今年も招待をいただき、北海道日本ハムファイターズの本拠地球場である「エスコンフィールド北海道」へ今夏は計3回観戦に行きました。昨年訪れた試合では、いずれも負け試合だったことから、未だにエスコンフィールドで勝ち試合での熱狂やヒーローイタビューを経験したことのない子どもたち、そのため今年こそは勝ったファイターズを見たい!!!といずれの参加メンバーも気合十分で函館を発ちました。
 
第1回目の観戦は6月29日(土)対ソフトバンクホークス戦で、青雲寮の児童が観戦です。行く前からルンルンで、4時間の移動でも楽しい会話であっという間だったようです。
車を止めた場所からエスコンフィールドまでは約30分近く歩くことになるのですが、「今日はどんな試合展開になるだろうね?」「ファイターズ勝てるかなぁ~?」と談笑しながら歩いていると、あっという間に球場に着きました。
 
また、目の前に飛び込んできたこの日のエスコンフィールドはルーフオープン日だったようで、去年青雲寮の児童はクローズドで観戦していたことから、スタンドから覗く青空にウキウキワクワクといった感じです。
 
 
 
 
この日の先発は、くるみ学園のある函館の隣町、鹿部町出身のピッチャー 伊藤大海選手。1・2回は0点で抑えてくれていたものの、相手はさすがパリーグの首位をひた走る若鷹軍団。3回以降は連打を浴びてしまい、毎回得点を許す苦しい展開に・・・極めつけは5回の攻撃で、元ファイターズの近藤選手に痛恨のホームランを打たれ、7点差の厳しい展開に・・・。
 
ファイターズは7回裏の攻撃でなんとか1点を返すものの反撃はここまでで試合終了。
くるみ学園の2024年度初の野球観戦は残念ながら今回も負け試合で期待していた一丁締めはお預けとなってしまいました。
 
 第2回目の観戦は8/1(木)、対オリックスバファローズ戦で風笛寮の児童が観戦です。
この日はデーゲーム。ただし平日開催なこともあり、ややのんびり目で試合開始時間に到着出来るように出発しましたが、この選択が後々ちょっとしたハプニングに・・・。向かう途中の高速道路で一部区間が緊急工事で不通となっていて、まさかの途中下車・・・・・・。そのため、エスコンフィールドに着いた時には、試合開始までほとんど余裕がない状態。それでも始球式にはなんとか間に合い、ファーストピッチを勤めるGACKTさんを観ることが出来ました。
この日の試合は初回に清宮選手、2回に石井選手のホームランなどで順当に得点を重ねていましたが3回に2者連続ホーマーを浴びて一挙5点を失ったファイターズ。それでも5回にマルティネス選手が逆転の2ランを元ファイターズの吉田輝星選手から放ち再びのリード。6回は0点で抑えて、勝ち試合が見えてきた!!!と思ったら、7回に再びオリックスから痛恨のホームランを被弾して再びの同点振り出しに・・・。
この日はなんと両軍合わせて6本のホームランが乱れ飛ぶ花火合戦となりました。ファイターズはその後の好機も活かせないまま、回はついに9回に突入。みんなの脳裏にこれは延長戦突入か?といった予感がチラつきます。また、職員は函館に帰るのはいったい何時になるの?とちょっとだけ不安気になったり・・・汗 そんな暗雲立ち込める我々の空気を切り裂いたのが郡司選手。カキーン!!!やっぱりこの日の勝負を決定付けたのもホームラン。レフトスタンドにサヨナラの一発。スタンドは割れんばかりの拍手喝采!! 学園のみんなの念願だったファイターズの勝ち試合は劇的なサヨナラのホームランで決することとなりました。
 
テレビの前で見てて、一度は一緒にやりたいと願っていた一丁締めを行い、胸が熱くなるような、キラキラ輝く選手のヒーローインタビューといった待ち望んでいたものが見れて、みんなの顔がとても嬉しそうでした!! 試合後は、グッズエリアに直行して1時間以上もタオルやシャケマルなどお土産を沢山買って嬉しそうな面々。
乱打戦で試合が長引いたせいか、コカ・コーラゲートを出た後の西日がとてもキレイでみんなで感動しながら、ハイチーズ!!! 素敵な笑顔なのにお見せ出来なくて、残念です。。。
 
 
 
 
試合前はファイターズにそんな興味が無く参加した子も、終わってみれば「この日のチケット大切にします!!」と貴重な機会になったようで、嬉しそうな充実した顔が印象的でした。
また、帰り道、立ち寄ったパーキングで思わず夜景と星空の美しさにみんなで目を奪われたりもしました。みんなロマンチストです(笑)
続く第3回目の観戦は8/25(日)は対ソフトバンクホークス戦で今回も風笛寮の児童が観戦です。
8/1はクローズでの試合開催だったため、この日のエスコンフィールドはルーフオープンしており、心地良い風と陽射しの中での試合観戦となるため、「前回、クローズだったからラッキーだ!!!」、「あんなデカイ屋根が動くとか信じられん・・・」と喜んだり不思議がる声もチラホラ聞こえておりました。みんなの会話に耳を傾けると本当に面白いです(笑)
 
この日の先発は6/29に我々の前で悔しい登板となった伊藤大海選手で、リベンジしてくれることを期待しての観戦スタートです。ファイターズは初回から清宮選手などのタイムリーで一挙3点を奪う猛攻。4回にはレイエス選手のホームランもありました。清宮選手・レイエス選手・上川畑選手といった、8月チームの好調を支えたメンバーが皆、大車輪の活躍となった試合でした。なかでも清宮選手のバント処理での3塁送球アウトや、再三に渡る一二塁間のゴロを華麗に捌き続けた上川畑選手のファインプレーには、みんなで歓声を上げて思わず絶叫!!! また8回にガッツ溢れる池田選手の魂のピッチングや新守護神の柳川選手のおかげで、この日は危なげなく、王者相手に5-3の勝利となりました。
この日も選手と30,000人を超えるスタンドが一緒になる一丁締めやヒーローインタビューに3人が上がる豪華な顔ぶれを見ることが出来て、観戦した子ども達はみんな大満足だったようでとても嬉しそうでした。
 
6月~8月、3試合招待いただき、各試合で色々なドラマがありました。
また、躍動感が溢れるプロ選手の動きや、ファイターズの好機で会場全体がひとつになるチャンステーマの大合唱の声援、イニング間のファイターズガールの華やかさやMCの盛り上げやスクリーンビジョンを使った遊びなど、普段のテレビ観戦では経験出来ない貴重な機会をいただいた今回の招待行事は、今年もくるみ学園の子ども達にとって掛け替えのない思い出となって胸に刻まれたようです。 
最後に北海道日本ハムファイターズの皆様、ご招待をいただき本当にありがとうございました。
これからもくるみ学園の職員・児童一同はファイターズの闘志溢れるプレーに声援を送り続けます。