お知らせ・最近のくるみ学園

くるみ学園 大花火大会

 くるみ学園の夏の風物詩となっている8月の“夏祭り”ですが、今年はコロナウイルスから、密集・密接を避けるため、例年よりも規模を大幅に縮小しての開催となりました。

みんなが大好きな屋台は、会食の場を設けず全て寮内へと持ち帰って児童が個々で食すようにし、イベント自体も特に何も設けないこととしたため、従来の夏祭りよりはかなり寂しいものとなることが予想されました。 

さらに、今年は7月と8月に本来実施となるはずの函館の花火大会も軒並み中止となり、夏の夜空を少し寂しく感じていたところ、コロナで寂しい思いをしているだろう、くるみ学園の児童に楽しんでいただきたいと、遠い東京のY様より花火の寄贈を沢山受けたこともあり、思いついた夏祭りのメイン企画は・・・・“大花火大会”!!!

週間天気予報では当初雨も心配されていましたが、当日は陽が射すほどに回復してくれ、風も穏やかで絶好の花火日和となってくれました。

屋台メニューとテイクアウトしたご飯も食べ終え、お腹が満たされ少しずつあたりが暗くなりだした午後7時、グラウンドに並んだみんなはソーシャルディスタンスをきちんと保ちつつスタンバイOK!!!

いよいよ待ちにまった、大花火大会の開始となりました。

男性職員が次々点火する花火が打ちあがると、心地よい「パン!!!」という音と移ろいゆく光の競演に、みんなからは感嘆の声が聞かれており、同日、本来実施され観覧する予定だった函館港まつり花火大会にも負けず劣らず、大盛況の中で今年の夏祭りは幕を閉じました。

子ども達を楽しませたいと思いながらも、一方で経験したことのないコロナウイルス対策も同時にする必要があり、夏祭り係にとっては色々と悩み考えることも多かったこの企画ですが、予想した以上に皆さんが花火大会を楽しまれたようで、準備にあたったスタッフ一同とても嬉しく企画の成功に安堵するとともに、より一層楽しんで頂けるような行事企画を今後も取り組んでいきたいと考えている今日この頃です。

末筆となりましたが、2年連続で沢山の花火をご寄贈くださいましたY様の、心温まるご厚情に職員一同改めて御礼申し上げます。 どうもありが とうございました。