お知らせ
育児の墓・厚生院の墓 墓参り
函館のひとつの歴史を物語る場所・・・“育児の墓”
谷地頭電停から立待岬に向けて細い町道を走り、地蔵堂を過ぎて間もなくのところ、「育児の墓」とボランティア団体によって建てられた看板とその右手に小さなお墓がある。
ボランティア団体の説明板は概略のみが記載されているが、もう少しだけ経緯を詳細に説明すると、明治初年に秋田藩医として函館へ来た、槙山淳道が函館市中の有力者や寺院などに呼びかけ、堕胎防止と窮民の子や捨て子の面倒をみる「育児講」を明治2年12月に作ったが、育児講は微力であったため、明治4年6月に育児会社が設立されたとされている。
この育児会社で取り扱った育児数は、明治4年から15年にかけて、入社48名、出社8名、死亡19名と預かった児童のうち、19名が死亡という40%の高い死亡率であったとされる。この育児墓は「誰が建てたものか」「何時建てられたものか」分からないとされているが、恐らくはこの育児会社において死亡した児童の墓との説が有力である。
函館厚生院では旧名である函館慈恵会時代より、この育児墓の弔祭を行っているとされ、函館厚生院となった現在も、函館社会福祉施設連盟とくるみ学園が「育児祭」として毎年、8月の旧盆時期に供養を執り行っております。
今年も8/5にくるみ学園職員4名・施設連盟職員2名・くるみ学園入所児童2名の合計8名とコロナウイルスの影響で例年よりも少数での参加となってしまいましたが、墓参りをしてきました。
この育児墓は長年の風雪にされされて朽ち果ててきている現状であり、後世へ残すためには大きな課題が山積しています。しかしながら、日々、児童との養育に向き合う我々にとって、函館の社会的育児養護の原点といえるこの育児墓の存在は、決して無視することなく今後も後世へと引き継ぎ残していく必要のある墓標でもあります。 もしも立待岬へお越しの際には、立ち寄ってそっと手を合わせていただければと思います。
また同日は、立待岬の育児の墓とは反対にある弁天町の墓地内に当院の墓もあり、そちらへの供養も行っております。 育児祭にご参加いただいた社会福祉施設連盟職員の皆さま、ありがとうございました。
卒園生に感謝!!
今年の7月は、夏らしさを感じることが中々出来ないまま、8月へと突入し、8月に入ってからやっと、暑ーい夏と感じられるような日々となりました。
こんな季節にふと思い出すのは、卒園生の皆さんと過ごした夏の思い出の一コマです。!(^^)!
そんな卒園生の中には、お盆時期の帰省に合わせて例年元気な顔を見せに来園してくれる方も多いのですが、今年はコロナ禍ということもありやや自粛ムードとなっております。
しかし、そんな困難な年であっても、HさんとUさんは今年も来園に合わせて飲み物を持参してくださり、たくさん頂戴しました。 頂いた飲み物は熱中症とならないように早速、職員を含め全員でいただきました。
今年も温かいお心遣い、ありがとうございました!!!(8/4)
ESG型私募債によるパソコンの寄贈をいただきました。
ESG型私募債とは、みちのく銀行様の取引先企業が私募債を発行する際に、私募債発行手数料の一部を寄付金として拠出し、私募債発行企業が指定した学校等へ必要な物品等の寄贈を行うものです。
この度、私募債発行企業でありますトーショウビルサービス様からのご厚意により、くるみ学園が指定を賜り7月8日に児童使用に供するノートパソコン2台の贈呈式が、みちのく銀行様・トーショウビルサービス様ご参加のもと、当施設にて行われました。
コロナウイルスによる登校自粛期間中、Web授業が各校で導入された際に児童が使用するパソコン台数が不足がちとなった当施設では、パソコンの増設が喫緊の課題だったため、大変ありがたいご寄贈となりました。
くるみ学園では今回の寄贈の他にも、コロナ禍により例年のような行事や行動が出来ない子ども達をなんとか元気付けたいと毎月沢山のお菓子や食料、衣服、マスク、自由帳や絵本等の寄附を頂戴しており、この場で全てを紹介出来ず大変申し訳ありませんが、皆様からの心温まるご厚意に対しまして改めて職員一同厚く御礼を申し上げます。
育英基金 令和元年度収支報告及び令和2年度当初予算
多くの皆様から育英基金へのご寄付をいただき有難うございました。
令和元年度も、専門学校2年次進級児童3名の支援金の支給をさせていただきました。
職員一同、心より感謝御礼申し上げます。
今後もより多くの子ども達が自分の希望を現実のものとできるよう引き続き応援していただけると幸いに存じます。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
なお、この基金の令和元年度の執行状況及び2020年度の予算は、下記(PDF(育英基金))のとおりです。
皆様に来園していただきました!
12月にくるみ学園を訪問していただいた皆様をご紹介いたします。
(函館洋菓子協会の皆様)
◇函館洋菓子協会様との交流行事は、子ども達が毎年心待ちにしている行事の一つです。
途中、味見と称して生クリームをほおばる場面もあり、楽しい雰囲気の中和やかに進められました。
このような経験から、将来パティシエを目指す子ども達が出るのではないでしょうか?
美味しいケーキを有難うございました。
(創価学会音楽隊の皆様)
◇毎年恒例の行事となっております。青い衣装が素敵でした!
(キリスト福音館の皆様~☆クリスマス会)
◇毎年来園され、クリスマス子ども会を開催していただいております。楽しいひと時を過ごさせていただきました。
(株式会社S様~クリスマスプレゼント寄贈)
◇会社の利益を子ども達に還元したいとのご意向から、この度当施設への寄贈となりました。 沢山の寄贈品を有難うございました。
玄関増設工事を終えました!
10月に入り、朝夕の気温も下がり寒さを感じる時期となって参りました。
台風の往来も多くなっている日本列島ですが、くるみ学園では大きな被害もなく、子ども達は
元気に過ごしています。さて、かねてより工事を進めておりました玄関の増設工事も終了し、
より家庭的な雰囲気の中で子ども達は生活しています。外観の一部をご紹介いたします。
皆さん~お元気ですか?
全国で暑ーい日々が続いていますが、卒園生の皆さんお元気でお過ごしでしょうか。!(^^)!
お盆時期に合わせ、卒園生の方々が元気な顔を見せに来園してくれています。毎年、来園に合わせて飲み物を持参していただいており、職員を含め全員でいただきました。Uさん、Hさん今年も有難うございました!(8/8)
育英基金 平成30年度収支報告及び2019年度当初予算
多くの皆様から育英基金へのご寄付をいただき有難うございました。
平成30年度も、専門学校進学児童3名と専門学校2年次進級児童1名の4名へ支援金の支給をさせていただきました。心より感謝申し上げます。
より多くの子ども達が自分の希望を現実のものとできるよう、引き続き応援していただけると幸いに存じます。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
この基金の平成30年度の執行状況及び2019年度の予算は、下記(PDF(育英基金))のとおりです。
育英基金 平成29年度収支報告及び平成30年度当初予算
多くの皆様から育英基金へのご寄付をいただき有難うございました。
平成29年度は、専門学校進学児童1名と専門学校2年次進級児童1名の2名へ支援金の支給をさせていただきました。心より感謝申し上げます。
より多くの子ども達が希望を現実のものとできるよう、引き続き応援していただけると幸いに存じます。今後とも宜しくお願い致します。
この基金の平成29年度の執行状況及び平成30年度の予算は、以下(PDF(育英基金))のとおりです。
今年も大勢の皆さまにお世話になりました。
皆様のご支援のおかげで、笑顔で暮らせた1年でした!
心より感謝申し上げます。
<年末の出来事を、一挙に公開いたします~>
(卒園生勤務先より寄贈)
(フリップモリスの皆さま来園/清掃ボランティア)
(洋菓子協会の皆さま来園/ケーキを作りました!)
(そば打ちの皆さま来園/美味しかったね!)
(介護老人保健施設もも太郎へ訪問/ハンドベルクラブ)
ハンドベル部の小学生の女の子たちが、「老健施設もも太郎」を訪問しました。 「もも太郎」は初めての訪問。とても緊張しましたが、クリスマスにちなんでのクリスマスメドレーをはじめ、日本古謡曲の『さくらさくら』、おなじみの動揺『きらきら星』を演奏し、入所者さんたちからは口ずさむ声や「がんばって」「かわいいね」の温かい声援を頂きました。また、『きらきら星』を入所者さん達と一緒に演奏!子ども達も、入所者さん達もドキドキしながらでしたが、心を合わせて素敵な演奏ができました。 子ども達のダンスも披露し、入所者さんより、一足早いクリスマスプレゼントを頂きました。
ありがとうごうざいました。
くるみ学園ハンドベル一同
(JALべルスターの皆さんと一緒に)
JALベルスターのみなさん! 今年も夢のハンドベル演奏 ありがとう! 函館のクリスマスファンタジー開催に出演されているJALベルスターの皆さんは、毎年くるみ学園に、ハンドベルのすてきな音色をとどけてくださいます。
今年も12月2日に来園してくださり、当園の小学生のハンドベル部との共演を、子どもたちは楽しみにしておりました。練習時間が短い中、学校やお勉強の合間をぬって猛練習。あらかじめ、ベルスターさんから当日、コラボレーションする『あわてんぼうのサンタクロース」の楽譜を送って頂き何とか素敵な演奏をするために、みんなが力を合わせました。 当日は、ベルスターの素敵な演奏に加え、自分達も練習の成果を出し切ることができて大成功。ベルスターさんが自分達の演奏を聴いて感動してくれて、感激しました。
『あわてんぼうのサンタクロース』も緊張の中、大成功でした! 今年も、ファンタジーな暖かいひと時となりました。ありがとうございました。
くるみ学園、ハンドベル部一同、感謝です。
(サンタランの皆さま来園/サンタがやってきた~①)
(東京海上日動様来園/サンタがやってきた~②)
(音楽隊の皆さま来園)
12月10日、創価学会音楽隊の皆様による演奏会が行われました。
今年で3回目となる演奏会ですが、クリスマスソングメドレーや子ども達に馴染みのある曲を演奏して頂いております。
演奏会終了後も、楽器を通して子ども達と交流して頂き、楽しいひとときを過ごす事ができました。
創価学会音楽隊の皆様、ありがとうございました。
◆来年も宜しくお願いいたします。<m(__)m>